|
|
|
|||||||||
![]() |
|||||||||||
|
|
|
![]() |
コンチネンタル・カラークラフト社(カリフォルニア州モンタレーパーク)は、1968年に製版専業社(色分解を主業務とするカラーハウス)として創業。その後、1992年に映画会社の仕事を全面受注するために、印刷・製本までの一貫体制を整えた。 デンマーク出身のニール・クリスチャンセン社長(創業者)が視察団を歓迎し、案内役も引き受けてくれた。 同社は不況知らずのハリウッド映画・音楽産業界からポスター・パンフ・ビデオソフトパッケージ・CDインサート(解説書)などの仕事を得て、業績は極めて好調。従業員は75人。ユニバーサルスタジオ/ディズニー/パラマウント/ワーナーブラザーズ/MGM/ソニー/ブロックバスター/マッキャン&エリクソン(広告代理店)らの有名企業が顧客リストに名を連ねている。 プリプレス部門の中心システムは、サイテックス社のハイエンドCEPS(集版ワークステーションMicroAssembler×3台/Prismax×2台/出力機Dolev800Superstation・200PS・400PSら4台)およびヘル社製ドラムスキャナ×2台などで構成。受注内容によって、Macintoshシステムも併用している。 Macシステムについては、「現段階では“複雑なレタッチ”“ラージイメージデータの扱い”“特殊なブラッシング作業”などまだまだサイテックスシステムの方が効果的。しかし機能レベルの差は、なくなりつつある」と評価している。印刷機はアキヤマ製の菊全版6色機と菊判裁4色機。映画ポスターの標準ザイズ=41インチの紙が通せることからアキヤマ製ベステクが採用された(通常の菊全機の用紙サイズは40インチ)。入稿形態は、80%がサイクエストなどのデジタルディスク。広告会社からの仕事はほとんどデジタルで入るが、映画会社からの仕事にアナログ原稿・版下原稿(95%が完全版下)が残っているとのこと。デジタルデータの入稿時のチェックには、インクジェットカラープリンターIRISが使われていた。なお色校正システムは、内校・検版用がドイツ製のもの、客先にはすべて本機校正を行っていた。 製版業界から総合印刷へと見事に変貌を遂げたカラークラフト社。「当社は他の印刷会社よりも、ずっと忙しい」とクリスチャンセン社長も大いに満足気。彼の「ニーズを的確に捉え、徹底した品質追及とサービス提供に努めることで常に顧客との密接な関係を維持してきた。また、それを支えているのが、最新のシステムと優秀な人材である」との基本姿勢が同社を成功に導いた。
|