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15世紀中頃グーテンベルクが
鉛銭造活字による活版印刷術を発明。

「42行聖書」を印刷。

活版印刷機 
ヨハネス・グーテンベルグ


印刷のはじまり

人類が"印刷"という概念に気がついたのは、いつの時代のことだろうか。 それは相当古い時代のことと考えられる。 例えば、メソポタミア文化の象徴である楔形文字の粘土板の上に置かれた布には、 接した部分の文字が写されていたことであろうし、古代中国では、碑文を彫った石に 寄りかかっていると、その跡が皮膚に残るということも知っていたに違いない。 しかしながら"印刷"という技術が情報の伝達手段として意識的に使われるまでには、 かなりの年月を要することになる。 現存している世界最古の印刷物は、 天平宝字8年(764年)称徳女帝の勅願によってつくられた、百万塔に納められた経文 「百万塔陀羅尼」といわれている。これには木版刷と銅版刷の2種があるといわれ、 当時の技術を知る上でも、貴重な遺品である。 この「百万塔陀羅尼」が印刷として意識的に作成されたのは、同一の経文を多数つくる いわゆる「複製」の必要性があったからである。この複製の可能性こそが、 "印刷"の需要を高めたわけで、印刷技術を成り立たせる最大の条件といえるだろう。



愛知印刷文化典/印刷展

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